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  • 2022.06.06

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ベトナム人エンジニアの採用手法とは?メリットやデメリット、特徴や注意点すべき点を紹介

ベトナム人エンジニアの採用を検討する企業が増えています。理由は、IT市場が拡大の一途をたどっている一方、日本国内の労働人口が減少しているためです。この記事ではベトナム人エンジニアを採用する方法やメリット、注意点などを紹介します。自社の人手不足を解決したい方は参考にしてください。

 

ベトナム人エンジニアが選ばれる理由やメリット

経済産業省は、国内のIT人材が2030年の時点で約45万〜79万人が不足するとしています。その要因は、IT市場が拡大していく一方で国内の若年労働層が減少していること、若者のIT業界に対するネガティブなイメージなど、さまざまです。

そうした中で注目されているのが、ベトナム人エンジニアです。なぜベトナム人エンジニアが選ばれるのでしょうか。理由としては、下記のような要因が考えられます。

出典:経済産業省「国内IT人材の需給ギャップ」(2022-05-29)

 

高レベルなIT人材が豊富なため

ベトナムでは優秀なITエンジニアを国策として育成しており、毎年5〜6万人もの新たなエンジニアが生まれています。教育プログラムも理数系に重きを置いた実践的なもので、ITやコンピューター工学などの科学技術系の教育に注力。特にハノイ工科大学、ダナン工科大学、ホーチミン工科大学などで学んだ人材は、ベトナム以外の国々からも注目されています。

 

有望な若い人材を確保しやすいため

ベトナムには、若いエンジニアが豊富にいます。日本貿易振興機構(JETRO)によれば、2021年時点のベトナム人の平均年齢は約31歳。将来がある「若くて熱意や向上心のある人材」を確保しやすいのです。

出典:日本貿易振興機構(JETRO)「ベトナム 教育(Edtech)産業調査(2021年1月)」(2022‐5‐29)

 

勤勉な国民性で日本との相性がよいため

ベトナム人(特に北部出身者)は、日本人と同じく勤勉で真面目な国民性で、コツコツとした作業にも向いている人が多い傾向があります。そのため日本企業の労働環境にも馴染みやすいといえます。ベトナムでは、バイクなどのさまざまな分野で日本の製品が親しまれているため、日本の技術に親近感をもつ人が多いのも特徴です。

 

ベトナム人エンジニアを採用する際の注意点

ベトナム人エンジニアの採用には注意すべき点もあります。言葉の壁や習慣や労働環境の違いを踏まえた上で、気持ちよく働いてもらえる配慮や環境を整備するようにしましょう。

 

雇用条件を日本人エンジニアと同等にする

優秀なエンジニアを採用するためには、日本人と同等の待遇が必要です。日本の労働基準法では、日本国内で働く人に対して、国籍を問わずに労働基準法に定められた残業や割増賃金などを適用するよう規定されています。外国人だからといって、日本人社員に比べて給与や福利厚生などで差別的な扱いをすることは、法律で禁止されているため注意が必要です。

出典:東京外国人雇用サービスセンター「外国人雇用に関するQ&A」(2022‐5‐29)

 

言語の違いに対する配慮を行う

ベトナム人をエンジニアとして採用するなら、言語の違いに対する配慮を十分に行ってください。ベトナムでは国をあげて日本語教育に注力しているため、日本語を学ぶ人も多いのですが、ベトナム人にとって日本語は文法的にも発音的にも難しい言語です。特に技術的なことやビジネスレベルの日本語は難易度が高いため、理解しやすい言葉で対話するなどの配慮が必要です。

 

就労ビザの申請フロー

ベトナム人に限らず、外国人を採用するときには、日本で働くことのできる在留資格(就労ビザ)の取得や更新が必要です。手続きや申請書類などは「日本にいるベトナム人を採用する」ときと、「海外にいるベトナム人を呼び寄せる」ときで異なります。それぞれの手続きを紹介します。

 

海外にいるベトナム人を呼び寄せる場合

海外から招き入れる場合には、「在留資格認定証明書」の申請と交付が必要です。勤務予定地の地方入国管理局で「在留資格認定証明書」の交付を申請してください。

1〜2カ月して「在留資格認定証明書」が交付されたら、海外にいる採用予定者に郵送します。採用予定者本人が「在留資格認定証明書」を日本大使館や領事館へ持参すれば、ビザの手続きをしてもらえます。

 

日本にいるベトナム人を採用する場合

採用する企業の担当者や依頼を受けた行政書士などが、居住予定地や採用企業の所在地を管轄する地方入国管理官署で「在留資格認定証明書」の交付申請をします。「在留資格認定証明書」が日本の出入国在留管理庁より交付されたら、書類を採用予定者に送ってください。

外国人本人が受け取った「在留資格認定証明書」を自国の日本大使館や領事館に持参して、ビザを申請します。通常、申請から5日〜2週間程度で本人へビザが届けられます。

出典:出入国在留管理庁「ベトナムに関する情報」(2022-05-29)

 

優秀なエンジニアを採用する方法

ベトナム人エンジニアを採用する方法としては、「人材紹介」「求人誌・Webの求人サイト」「ハローワーク」「SNS」「紹介(リファラル採用)」などがあります。

もしベトナム人エンジニアを初めて採用するなら、人材紹介会社のサービスを利用するとよいでしょう。人材紹介会社の多くは、現地とのパイプをもっています。独自のパイプを活用して優秀な人材を紹介してもらえるでしょう。

人材紹介会社を利用すれば、求職者との事前面談など、採用担当者の手間を大幅に削減できるはず。「在留資格認定証明書」の申請やビザの取得も代行・アドバイスしてくれます。

 

社内の受け入れ体制の整備

ビザの手続きが終了したら、ベトナム人エンジニアの受け入れ準備をしましょう。海外から呼び寄せるなら、日本での住居探しをサポートしてあげる必要があります。日本語の習得や、日本の商習慣を学ぶ教育の機会を提供してあげましょう。

エンジニア職でのビザ申請では、言語能力より技能の知識面が求められるため、日本語をうまく話せない人も少なくありません。エンジニアの採用では、日本語教育の場の提供も重要なのです。

まとめ

若くて勤勉、仕事にも意欲的な人材が多いベトナム人エンジニアは、人手不足を解消して、日本のIT業界を発展させるためにも大切な存在です。メリットと注意点を理解して、優秀な人材を活用してください。

 

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